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エレメンツ: エア/ウォーター パート1
2008年3月7日 - 6月8日
オープニングレセプション 3月7日(金)19:00 - 22:00

ギャラリー ホワイト ルーム トウキョウでは、2008年3月7日(金)から6月8日(日)まで、ニューカラーの代表作家、ジョエル・マイロウィッツによる写真およびビデオ作品を用いた初の個展『The Elements: Air/Water Part 1』を開催いたします。

展示概要
『The Elements: Air/Water Part 1』は2007年7月、ジョエル・マイロウィッツがフロリダのプールの水中見学室においてオリンピックの飛び込み選手たちのビデオ監督をしていたのをきっかけに始まった。繰り返される飛び込みには1つの共通点があった;選手がプールに飛び込む度、巨大な柱上の気泡が選手を包み込む。選手が泳ぎ去ると気泡は集合体となり、水面へ浮き上がったのち大気へと戻る。この、ひとつの要素が別の要素へと変換する様に対する小さな観察から、マイロウィッツは、自然界を構成する四大元素(Air/Water/Earth/Fire)それぞれの性質と、それらの物質的な関係性について考えるようになる。彼はすぐにこれら生命に必要不可欠な要素が、ビデオや写真の中ではどのように見えるかを深く観察するようになった。

『The Elements: Air/Water Part 1』は、以前のプロジェクトとの関連性があるとはいえ、マイロウィッツによる革新的カラー作品からの概念的な出発を示すものである。以前の彼の作品と同様、『The Elements』を構成する新しいビデオ
および写真作品は、場所・光・空間を描写している。だが彼は、この重要なテーマに対し伝統的な技法は適切でないと感じている。空気・水・土・火という四大元素の現象を考察する上で、マイロウィッツは「現象そのもののパワーを視覚的体験として再現することが課題だ」と述べる。彼は、水平線と深みのある空間の錯覚から離れることにより、この課題を表現しようとしている。これらの新作は、作品のスケールの大きさとあわせて、鑑賞者がイメージの中へと踏み込み、その元素の中で「そこにいる」というより完全な感覚体験を提供できるような平面性をもつ。アーティストはすでにFire/Earth、Earth/Waterの映像作品を撮り終え、Air/Earth、Water/Fire、Fire/Airの関連性について作品制作を続ける予定である。

作家プロフィール

ジョエル・マイロウィッツ / Joel Meyerowitz

受賞歴をもつ写真家ジョエル・マイロウィッツの作品は、世界350以上の美術館およびギャラリーにおける展示で紹介されてきた。カラー写真の古典といわれる彼の最初の写真集『Cape Light』をはじめ、マイロウィッツは、『Bystander: A History of Street Photography』、『Tuscany』を含むその他15の書籍を発表。マイロウィッツは、ワールド・トレード・センターの記録写真作品をもって第8回ヴェニス・ビエンナーレ建築展に米国代表として招待される。『Aftermath』と名付けられた歴史的価値をもつワールド・トレード・センターの記録写真は、同時多発テロから5年後の2006年9月11日にPhaidonより出版。同写真集の完全版が2009年春にPhaidonより出版予定である。マイロウィッツは、グッゲンハイムの特別研究員であり、NEAおよびNEH受賞者。
彼の作品は、the Amon Carter Museum、Boston Museum of Fine Art、Centre Pompidou(フランス)、International Center of Photography(ニューヨーク)、The Metropolitan Museum of Art、Museum of Modern Art、Stedelijk Museum(アムステルダム)、The Whitney Museum of American Artのほか多数の美術館に収蔵されている。マイロウィッツの35mmカメラを使用したストリート写真から、大判カメラの使用への変遷を追った120の作品からなる国際的な巡回展『Out of the Ordinary 1970-1980』は、2006年フランス・パリのJeu de Paumeから始まり、現在ベルギー・シャルルロワのthe Musee de la Photographieにて2008年1月18日から5月5日まで展示中。

本展に伴い、1000部限定の企画展カタログが発売されます。